FC2ブログ

とある居酒屋の風景2

二月が短いというのはよく解っていました、、、。
しかし、まさか今日が最後だとは思っていなかった。
負債がいっぱい、追い込みかけないと、、。
ていおう


というわけで、目指せ星新一第2弾!書いてきます。

【第2話、形の話】
今日も仕事帰りに一人店に向かい、いつもの席についていつものビールをたのむ。
目の前に置かれたグラスにビールが満たされ、「ありがとう」とお姉さんに声を掛けると、隣からお猪口が伸びてきて、「乾杯!」と、いつもの時間が流れ始める。

お酒のお猪口を持ったまま
『なんでお猪口がこんな形か知ってるか?』
グラスのビールを飲み干して
「またですか?」
『いいや、話題が違う、、、それ、ビールのグラスだな?なんでその形をしているか解るか?』
「もう酔ってます?」
『いいや、正気だ。』
最中、店のお姉さんがグラスにビールを満たしていった。
「ビールを注ぐため?」
『うむ、オレには注いでくれなかったが、、、』
「嫌われているのでは?」
『いや、感情の裏返しだ。』
『このお猪口、お前ならどう使う?』
「そりゃ、徳利から並々注いでクイッと!」
『あっ、それ俺の酒!、、、おや?その持ち方は、中国の文献にある酔拳だな。お猪口を持つ形から酔拳が、、、。』
「、、、えっと、、日中混合ですか?」
『そうだよ。大きくモノを見るときは小さな枠を気にしないように、、、、えーと、例えるなら地球を見たとき、こんなちっぽけな店を気にする必要がないように!!』
最中、灰皿が飛んでくる。
『UFOだな?』
「常識の枠にはまられては?」
『、、努力してみる、、、なあ、一つ聞いてもいいか?』
「はい、どうぞ。」
「灰皿投げたあの女、どういう形に見える?」
「えっと、身長160cm前後の痩せ気味でキレイめな感じです。」
『張りのあるお尻で、以外は俺と一緒の形だな、、、今から変な話をするが、いいか?』
「ええ、いつもの事ですから。」
『視覚というのは、本人にしか理解できないものなんだ。そこに墜落した灰皿な、オレにはお猪口に見えて、お前にはそのグラスに見えているかもしれないという話だ。』
「まともな話ですよ。」
『そうか、そう言ってくれると話した価値もでようってもんだ、、はい。』
「あの、一つ聞いていいですか?」
『なんなりと。』
「この会計伝票は?」
『型に囚われてはいけない、型から外せばそれは安い授業料に見えてくるはずだ。』
「更に小さい型にはめていません?」
『ん、そうかぁ?なら、それは君の目にしかうつらないものなんだろうな、きっと。』

                                               おしまい
スポンサーサイト



17:17 | 書き物 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
不敏な思いをさせたくなくて、、、 | top | 変身するとき

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://iroironairono.blog.fc2.com/tb.php/511-0fe33fc2